【発達障害/グレーゾーン】親のメンタル対策

こんにちは、さんじゅうろくhalfです。小一の息子がグレーゾーンで、発達障害について調べながら改善策を書いています。息子は2024年の春から夏まで毎日のように癇癪を起こしていましたが、8月からエビリファイを飲み始めたら、2週間ほどで嘘のように改善しました。

それでも、1〜2週間に一度くらい問題を起こしていて、「うちの子は普通と違うんだ」と悲しくなる時があります。SNSでメンタルを病みかけている/病んでいる親御さんがいると、「わかるわかる」と思うと同時に、なんとか出来ないかなと思っていました。実は、ここ3ヶ月ほど私が実践しているメンタル維持の方法がとても簡単で意外と効果があるので、参考になればと思い記事にすることにしました。

どうやって気持ちを切り替えたらいいの?

まず、大切なことは気持ちの切り替えです。子供が学校で癇癪やトラブルを起こすと落ち込んで引きずってしまう方もいるかと思います。実は私も気持ちの切り替えが下手でした。ずんずん沈んで息子を怒鳴りつけてしまい、挙句の果てに数日引きずってしまうことも。でも、凹んでいると家事や仕事、なにより息子にも影響してしまうので、素早くメンタルを良好に維持する方法を考えるようになったのです。

良好なメンタルを維持するたった2つのこと

私が実践している方法はたったの2つです。

  1. メンタルが強い人の思考・行動パターンを真似する
  2. 良い出来事を記録する

え、なにそれ?と思われたかもしれませんが、これが本当にシンプルながら効果抜群なんです!

まず、1つ目「メンタルが強い人の真似」です。本を読んだり周りをみていて気づいたのですが、メンタルが強い人って共通点があるんです。それは、「自分は強運だと信じている」・「嫌なことがあってもそのうち良いことがあると楽天的に考える」傾向があるんです。

どう育つとそうなるのかわかりませんが、そういう人は多少のことではへこたれず前向きに人生に向き合えるようです。

例えばうちの夫。
私が連絡帳を見せて「またやらかした〜」と泣きつくと、黙って息子の部屋に行き2人でなにやら静かに話して戻ってくる。そして、「子供の行動なんて制御できないから気にしてもしょうがない」と言い放ち、鼻歌まじりでお風呂に入りにいくのです。すごいメンタル。私なんて連絡帳をみて明日に向けた不安を勝手に膨らませていたのに。夫みたいな人は、何かあってもそれほど落ち込まず気分の切り替えが上手いのです。

メンタルの強い人を真似るのに1番手っ取り早いのは「自分を暗示にかける」ことです。私は運がいい、ついてる、絶対大丈夫」と毎日自分に言い聞かせるだけでOK。なんだかスピリチュアルみたいですが、メンタルって心です。心のあり方って脳が決めていますよね。脳はその人のこれまでの思考パターンをなぞって日々の出来事の良し悪しを判定しているわけです。それなら思考パターンを前向きにしていけばいいと思いませんか?ネガティブになりがちな思考の癖をポジティブに転向させてしまえばいいんです。そして、脳は意外と暗示にかかりやすいというのも私の実体験です。なぜなら、自分で自分に「大丈夫、うまくいく」と言い聞かせていたら、わずか数週間で息子のやらかしに対し、おおらかに冷静に受け止められるようになってきました。

2つ目が「良い出来事を記録する」です。毎日、良いことも悪いことも起こります。まあ発達障害やグレーの子がいると「悪いこと」が多いようにも感じてしまうときはありますが。そんな時こそ、ささやかだけれど良かったことを頑張ってメモしてください!

たとえば、こんな感じで十分です
・子供が朝スッキリ起きることができた
・普段食べない子が朝ごはんを食べてくれた!
・今日は学校で一度も注意されなかった
・夜、お風呂にスムーズに入ってくれた
・いつもより早めに寝てくれた

子供にかかわらず、ママの出来事でもOKです。周りの人に優しくしてもらったとか、仕事でプチ良いことがあった、とか。なぜ記録するかというと、文字にして目に入ることでそれが自分の体験として脳に定着しやすくなるからです。繰り返していくと、少しずつよかった記憶が増えていきます。そうすると「今日嫌なことがあったけど、今までこんなにたくさん良いこともあった、またいいことあるさ!」と気持ちを良い方向へ保ちやすなるはずです。

取り組み方のコツ

  • 朝、鏡を見ながら笑顔で、「大丈夫、今日もきっといいことあるよ。あなたはツイてるから。***くんのことも心配ない、きっと良い大人に育つから。いつか頑張って育ててよかったと思える日が来るよ」と言い聞かせます。
  • 良い出来事は箇条書きなど短くてOK!半年〜1年でアルバムのような素敵な財産になります。心がささくれだった時に見返して、あの時こんな素敵なことがあった、今乗り越えればまたこういうことがあるかもしれない、よっしもう一踏ん張りしようと自分を奮い立たせる糧になるはずです

参考になりましたら幸いです。

プロフィール
この記事を書いた人
さんじゅうろくhalf

【グレーゾーン息子の改善記録】
癇癪で毎日のように学校トラブルを起こしていた発達障害グレーゾーンの息子。私もメンタルを病む寸前でしたが、息子の癇癪が改善したことで笑顔が戻りました。人それぞれ症状も薬も違うのは承知していますが、同じような悩みを抱える方にとって我が家の記録が少しでも参考になればと思い本ブログを開設しました。

▼テーマ
・息子の記録(癇癪、こだわり、特性の片鱗)
・投薬
・子との向き合い方

▪️略歴
・23歳で結婚
・10年ほどディンクスを謳歌
・34歳、夫の希望もあって妊娠
・産後直後、一時的に片耳が聞こえなくなるほどの過労を経験
・息子2歳:癇癪が始まる
・3歳:保育園から発達障害を仄めかされるも対策せず
・小学校入学後、トラブルが頻発
・投薬&接し方の見直しが功を奏して2ヶ月で癇癪が改善
・いまだ授業中の立ち歩き、学童を嫌がるなどの問題は残る

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